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この札ばさみ(マネークリップ)も「ネイティブリュック」同様個人的要望で作ったものなのだが、素朴でシンプルなプエルトガレラウェディング(PGW)を彩るファッションのひとつとして紹介させていただきたいと思う。フィリピンのような熱帯で裸同然の薄着で暮らしていると嵩張る財布など持ちたくなくて、なかには札を裸でポケットに突っ込み持ち歩いている人もいる。しかしそれでは特に真夏など汗をたくさんかき、紙幣が濡れてベタベタになってしまうことがある。そこで重宝なのが薄手のマネークリップだ。支払いのときもスパンと手早く渡せてカッコいい。
![]() ![]() ![]() 日本にいた頃からこのスタイルが好きで、フィリピンにも持ち込んでいたのだが、皮革製品の常で汗を吸いボロボロになってきた。そこでまたもまだ使える金属部分を活用しBuri(巨大な椰子科)の葉とVine(蔓、タガログ語でニト)で編み込み再生してもらった。オリジナル同様にポケット付。「ネイティブリュック」と同じ作者である。やはりカタチがいびつで造りが粗いが、なんというかフィリピンの皺くちゃになったお札にはよく合っている。また、ブリ編みだと汗も吸収発散するし、何度もいうように駄目になったら放ってしまえばいい。土に還るだけだから。 ![]() 特注品を紹介したついでに、私の普段使いの小銭入れや、一般的なマンヤンプロダクトもご紹介しておこう。このコインケースれもニト編みによるもので、紐を首からぶら下げて使用する。トラディショナルなマンヤン族の製品のひとつで、プエルトの一般的な土産物屋でよく見かける。意外と丈夫で、2年近くも使っているのにまったく綻びはない。カジュアルなプエルトのファッションでは様になるが、日本ではどうかな? 田舎暮らしなら気安く使えるかも。 ![]() これはペンケース。フィリピンの人を見ていると昔の日本人がしていたような、例えば毎晩雨戸を閉める作業のようなというか、もはや必要ないのではというところに丁寧に労力を割いていたりする。1本のペンのためにわざわざこんなケースが必要かどうか、議論が待たれるところであるが(?)、ともかくも私は買ってしまったのである。100円ショップで売っているような安物のボールペンを入れて使用していると、モノを大切にする心のあり方を改めて教えられている気がする。 ![]() All the photos above: copyright © 2008 Tetsuya Endo. All rights reserved. コースターである。これも当地の土産物屋でよくあるものだ。が、毎日の暮らしでとても便利。材料はニトで、もちろん天然素材100%だから心地よさが違う。水分も吸収するが、なによりいいのは朽ちてきたら放ってしまえばいいのだ。プエルトを愛するレストラン、例えばルカズイタリアンレストランではピザを供するお皿としてこの巨大なプレートを使用しています。デザイン的にもいろいろあって楽しいし、値段も手頃なので、おみやげにうってつけでしょう。 |
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