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またか、、、今日のまにら新聞は伝えている。昨朝ルソン地方タルラック州バンバン町の整体業・塙正明さん(66歳、千葉県出身)の自宅兼営業所で同氏のフィリピン人女性秘書らが同氏の遺体を発見、刺し傷があり室内も荒らされていたという。まことに気の毒で、ご冥福をお祈りした。こんなニュースが続くとあたかもフィリピンでは毎日のようにこんな事件があるようだが、ことしフィリピンで起こった4件目の邦人殺人事件(いずれもルソン島)だそうだ。いまフィリピンの極貧層がかつてなく追い込まれている現状は間違いない。だが、塙さんには手を合わせながら、この事件にも、それを呼んだ要因はあったように思えてならない。
● 日刊まにら新聞 フィリピンニュース Japanese stabbed dead in Tarlac [INQUIRER.net] Breaking News / Regions You are here: Home > News > Breaking News > Regions Japanese national stabbed to death in Tarlac By Tonette Orejas Central Luzon Desk First Posted 23:40:00 08/20/2008 CAMP OLIVAS, Pampanga, Philippines―The police have launched a hunt for a Filipina suspected of stabbing to death a 66-year-old Japanese physical therapist in Bamban, Tarlac on Wednesday. Senior Superintendent Rudy Lacadin, Tarlac provincial director, said the suspect, Cora Tejano, has not been found yet. The neighbors of the victim, Maasaki Kiuchi Hanawa, a native of Chiba, Japan, reported hearing him and Tejano in a shouting match last week. Hanawa hired Tejano last week as a helper in his Shintai Kinsiho Body Balancing Clinic in the village of San Roque. The victim bore several stab wounds in various parts of his body, investigators reported. Robbery is seen as the motive. Hanawa’s clutch bag, which contains an undetermined amount of money, is missing, according to his secretary Elena Cristina Santos. ● 日本国籍がタルラックで刺され死ぬ 警察は、水曜日、タルラック州バンバンの日本人整体師(66歳)刺殺の容疑で、フィリピン人女性の捜索をはじめた。ルディ・ラカディン上級警視監(タルラック州警察長官)は、コラ・テジャノ容疑者はまだ見つかっていないといった。犠牲となった塙木内正明さん(千葉県出身)の隣人たちは、先週、同氏とテジャノ容疑者が怒鳴りあっていたと報告している。塙さんは先週、テジャノ容疑者を、サン・ロクェ・ヴィレッジにある、同氏のシンタイ・キンシホ・ボディ・バランシング・クリニックのヘルパーとして雇用した。調査担当者たちによると、犠牲者は身体のさまざまな箇所にいくつかの刺し傷があったという。強盗が動機と見られる。塙さんがいつも現金を仕舞っていたクラッチバッグがなくなっている、と同氏の秘書エレナ・クリスティナ・サントスさんはいっている。 (以上、INQUIRER.netニュースTed訳。) ● まにら新聞によると、塙さんは片足を無くし肉体的に不自由な生活を送っていたという。年齢を考え併せても、タルラック州バンバンという外国人に不慣れな土地に独り暮らしするのは、無理があったのではないか。おそらく、そうした不自由さを補うために女性秘書の方が存在したのだろうが、その方では足りなくて(?)ヘルパーを雇った。ここに第一の破綻があったと思う。もちろん理由があって日本を離れたのだろうが、それが経済格差を利用したいだけであったら、何度もいうように悲劇を生むのは目に見えている。 第二に、雇用関係にあった者と怒鳴りあいの喧嘩をしてしまった。これは致命的だったのではないか。それで殺す方も殺す方だが、今日のフィリピン社会は、自由と引き換えにカトリックの歯止めも効かなくなってしまっている。無知なる恐さがある。無知なるプライドを侮ってはいけない。そして、それがピーノの良さと表裏一体であることも忘れてはいけない。異境の地にある日本人としては、何度も繰り返し述べている基本的な姿勢を再認識し、特に気をつけねばならぬとの警鐘だと思う。 フィリピンは間口が広く入りこみやすい国だが、慣れ親しむには欧米諸国並みの難しさがあると思う。その辺を間違えてこの国に足を踏み入れると後悔する。今回の悲劇も、たんなる“誤解”が引き金になったように思えてならない。殺されるには訳がある。いい加減な人がいい加減なことをいうが、フィリピンで暮らすとなると、タガログ語か英語でフィリピン人と込み入った話ができることは必須だ。できない人は、この国で永住しようなどと考えない方がよい。 ● 地図でみると、事件が起こったバンバンはタルラック州の南辺だ。神風特攻隊の慰霊祭が行われた日本にゆかりの地であることを知ったが、旅の途上に当地を通り過ぎた私には、バターン死の行進慰霊碑のあるカパスの南側の町との印象がある。例によって住民には日本兵に対して賛否両論あるようだが、2006年に私が慰霊碑を訪ねたときには、付近の住民に死の行進にまつわる具体的な場所を聞いても、「知らない」という返事しか返ってこなかった。そのとき撮った写真を掲載する。 ![]() ![]() この写真はphotolibraryでお買い求めいただけます(3,200x2,111pixel)。 Above photos: copyright © 2008 Tetsuya Endo. All rights reserved. |
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